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重要なのは、積載性と操安性

昨今のアウトドアブーム、コミック『ゆるキャン△』の影響もあってか、バイクでキャンプに行くライダーがとても増えている。…増えているどころか、バイクを買ったり、免許を取ったりするキッカケが、“バイクでキャンプに行きたいから”なんて、声がバイクオーナー取材をしていると普通に聞こえてくるようになった。キャンプツーリングを略した“キャンツー”なんて略語もフツーに使われることにも納得。キャンプとバイクなどのアウトドア遊びはそれほどまでに相性がいいってわけだ。

このキャンプを主軸に、キャンプツーリングがやりやすいバイク選びを考えてみると、実はキャンプツーリングがしやすいモデルと、そうでないモデルがあったりする。ではキャンプツーリングに向くバイクはどんな特徴があるのか? 第一の適性要素は積載性だ。というのもキャンプツーリングでは、衣食住といったキャンプに必要な全てをバイクに積んで運ぶ必要がある。とくにキャンプ初心者は荷物が大きくかさばりがち。テーブルにチェアと荷物を買い足すうちに大型70Lのキャンプ用シートバッグだってすぐに一杯になってしまうことだろう。そんな大荷物をそもそも車体に積めるかどうか? それがキャンプツーリング適性の前提条件となる。

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次に気になるのが、積載による操縦安定性、いわゆる操安性(そうあんせい)の変化だ。車と違って絶対的な重量が軽くコンパクトなバイク。加えてライダーによる重心移動でマシンをコントロールするバイクは、タンデムシートやリヤキャリアに積んだ重たい荷物の影響をとても受けやすい。二人乗り走行ほどの変化ではないにせよ、ソロ走行に比べるとブレーキング時に変化が出たり、コーナリング時の倒し込みで重心コントロールがしにくかったり、少なからず影響が出る。排気量が大きく重たいバイクなら積載による影響も出にくいのだが、250ccや原付二種クラスのマシンだと、積載物の影響がライディングに出やすくなるものだ。快適に旅するには積載時の操安性もかなり重要になってくる。とくにキャンプをしながら何日も走り続けるような場合にはこの操安性はかなり重要なファクターとなってくる。

今回は、重量的に積載物の影響を受けやすい原付二種や軽二輪クラスをメインに、キャンプツーリングがしやすいバイクを筆者の独断と偏見で5台選んでみた。もちろん、キャンプ道具を実際に積んだ走行経験も考慮しているのでぞんぶんに参考にしてほしいぞ。

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スズキ Vストローム250

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軽二輪クラス最強の積載番長

グラブバー付きの大型キャリアとタンデムシートのおかげで荷物がとにかく乗せやすく、専用の3ケースを使えばさらに積載性が拡張できる。操安性に関しては、安定感のある重めの車体のおかげで荷物を積載してもそのコーナリング性能は失われにくいのもポイント。シートを外して車載工具を取り出すだけで行えるプリロード調整も積極利用したい。3ケース+荷物を積むような場合は、付属のフックレンチを使ってプリロードを6、7段まで強めると相当走りやすくなる。

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ホンダ CT125 ハンターカブ

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ハンターカブとキャンプに出なくて何をする?

幅409mm×前後477mmの専用大型リヤキャリアのおかげで、70Lぐらいのキャンプツーリング用リヤバッグも余裕で載せることが可能。ただ、キャリア前右側にはエアスクーブがあるので、積載時にはループを取り付けるなどの工夫がちょっとだけ必要だ。積載時の操安性に関しては、リヤショックにプリロード調整機構はないものの、コイル径28.3mm、2段レートスプリングのセッティングが絶妙。おかげで積載時や二人乗り時の操安性も思ったほど変わらず、プリロードをかける必要性をあまり感じない。300kmを超える航続距離も旅向きである。

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ヤマハ ツーリングセロー

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大きなキャリアがめちゃくちゃ便利!

先日生産終了が発表されたセロー250。ツーリングセローは、同車に大型キャリア、スクリーン、ナックルガード、アンダーガードなどを装備。日本国内独自のアクセサリーパッケージ仕様だ。荷台面積約1000cm2の大型キャリアには大抵のキャンプバッグが積載可能。ただし、もともとがオフロードバイクのため、荷物を極端に重くしすぎると若干フレームが負け気味になる。プリロードもかけたいところだが構造的に意外と調整が面倒だったりする。あまり気になるならワイズギア製のパフォーマンスダンパーを試してみよう。

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ヤマハ トリシティ155

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前2輪のLMW機構はキャンツーにも効果あり!

荷物の積みやすさはともかく、フロント2輪のLMW機構のおかげで、前後重量配分50:50。ようはフロントタイヤが二つあるおかげで前が重いのだが、このフロントの重さのおかげでキャンプ荷物を積んでも操安性はバッチリ! LMW機構の接地感の良さと相まって、ダートすら荷物を積んだ状態で楽しく走れてしまう。積載性はシート下の23.5Lスペースに加え、グラブバーに設けられたM5サイズの穴に、ワイズギア製のフックボルトセットを取り付ければ、タンデムシート上にキャンプ道具を積載可能。ただし給油口がシート下にあるため給油時には荷物の積み下ろしが必要になる。

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KTM 390 ADVENTURE

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さすがアドベンチャーツアラー!キャンツー性能もピカイチ!

ミドルクラスに現れた本格アドベンチャーツアラー。フラットなタンデムシートと大型のキャリアを備え、キャンプの大荷物も楽々積載。ミドルクラスとはいえ、そこはアドベンチャーモデルにはこだわるKTM。390デューク比で15㎜伸ばされたスイングアームや専用設計されたリヤフレームのおかげで積載時の操安性が非常に良好。キャンプ道具を積んだまま、テールスライドをカマせるほど積載性への適性が高く、キャンプ道具の積んだ状態なら下手なオフロードバイクよりも楽しくダートを走ることができる。

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番外編 カワサキ W800/STREET

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クラシカルなマシンはキャンプツーリングがよく似合う

タンデムシートに荷物が積みやすいかどうかはともかく、キャンプ道具を積んで旅する姿がバッチリ決まるのはクラシック/レトロ系のマシンたちだ。実際ツインショックのおかげでサイドバッグが取り付けやすく(タイヤに巻き込まれにくい)、タンデムシートの座面も大きくフラットで積載に向くマシンも多い。何より日本中、どこにおいても絵になるスタイリングはやはり旅向きである。とくにカワサキのW800/ストリートは、前作にくらべ、ウインカーが後部のナンバーステー付近に移設されたことで、荷掛けヒモ類との接触がなくなり荷物が積みやすくなった。

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スズキ Vストローム250の価格情報

スズキ Vストローム250

スズキ Vストローム250

新車 140

価格種別

中古車 47

本体

価格帯 44.9~67.63万円

55.08万円

諸費用

価格帯 ―万円

3.95万円

本体価格

諸費用

本体

55万円

価格帯 45.8~64.8万円

諸費用

5.97万円

価格帯 5~8万円


乗り出し価格

価格帯 50.2~66.99万円

59.03万円

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60.97万円

価格帯 53.8~69.8万円

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ホンダ CT125 ハンターカブの価格情報

ホンダ CT125 ハンターカブ

ホンダ CT125 ハンターカブ

新車 95

価格種別

中古車 8

本体

価格帯 40.32~46.3万円

43.15万円

諸費用

価格帯 3.39~3.83万円

3.49万円

本体価格

諸費用

本体

51.82万円

価格帯 49.64~52.69万円

諸費用

3.54万円

価格帯 2.68~5.73万円


乗り出し価格

価格帯 44.16~49.69万円

46.64万円

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乗り出し価格

55.37万円

価格帯 55.37万円

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ヤマハ ツーリングセローの価格情報

ヤマハ ツーリングセロー

ヤマハ ツーリングセロー

新車 20

価格種別

中古車 6

本体

価格帯 62.8~64.46万円

64.31万円

諸費用

価格帯 5.1~6.93万円

5.93万円

本体価格

諸費用

本体

53.72万円

価格帯 49.5~56.8万円

諸費用

5.48万円

価格帯 5.59~5.67万円


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価格帯 67.9~71.39万円

70.25万円

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59.2万円

価格帯 55.09~62.47万円

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ヤマハ トリシティ 155の価格情報

ヤマハ トリシティ 155

ヤマハ トリシティ 155

新車 74

価格種別

中古車 16

本体

価格帯 36.06~75.8万円

46万円

諸費用

価格帯 3.57~5.94万円

5.09万円

本体価格

諸費用

本体

42.37万円

価格帯 34.8~69.8万円

諸費用

7.08万円

価格帯 3.37~3.57万円


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価格帯 42~79.37万円

51.09万円

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49.45万円

価格帯 38.17~73.37万円

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KTM 390 ADVENTUREの価格情報

KTM 390 ADVENTURE

KTM 390 ADVENTURE

新車 13

価格種別

中古車 0

本体

価格帯 75.9~81.9万円

79.59万円

諸費用

価格帯 ―万円

12.04万円

本体価格

諸費用

本体

万円

価格帯 ―万円

諸費用

万円

価格帯 ―万円


乗り出し価格

価格帯 75.9~98.65万円

91.63万円

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万円

価格帯 ―万円

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カワサキ W800の価格情報

カワサキ W800

カワサキ W800

新車 6

価格種別

中古車 20

本体

価格帯 110~120万円

111.66万円

諸費用

価格帯 6.99~7.5万円

7.79万円

本体価格

諸費用

本体

74.8万円

価格帯 47.8~99.8万円

諸費用

万円

価格帯 ―万円


乗り出し価格

価格帯 116.99~127.5万円

119.45万円

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72.8万円

価格帯 54.3~86.94万円

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谷田貝 洋暁

谷田貝 洋暁 フリーランスライター

投稿者プロフィール

1974年3月12日、千葉県八千代市生まれ。“旅のにおい”のする道具が好きでバイクに限らず、カヌー、山スキーなどでフラフラと出かけるのが趣味。それがこうじて山小屋アルバイトに、北海道の鮭バイ、沖縄での製糖工場など、しばらく“職業旅人”だったが、21世紀になったところで運良くバイク雑誌編集部に拾われ二輪業界へ。女性ライダー向けの『レディスバイク』 、ミドルクラス専門誌『Under400』、ビギナー向けの『タンデムスタイル』などの二輪雑誌の編集長を務めた後、2019年からフリーランスとして活動開始。誰にでもわかりやすい記事を書くことを信条に、二輪媒体に寄稿したバイクレビュー/試乗記事は約1000稿。ただし、ダート要素がちょっと多めだ。

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