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ヤングマシン連動企画 Ninja H2試乗レビュー 驚異的なスピードとパワーを持つ暴れ馬

ヤングマシン連動企画 Ninja H2試乗レビュー 驚異的なスピードとパワーを持つ暴れ馬:特集Vol.61 - ウェビック バイク選び

暴れ馬を制する楽しさまさに究極マシン

「どんなマシンか」という問いに対して、他車に例えようの無いのが ニンジャH2 だ。
パワーとハンドリングのバランスを極めたスーパースポーツ(SS)とも違うし、強大なパワーを高い安定性で支えるメガスポーツとも違う。パワーよりハンドリングの勝るミドルクラスSSなどは無論である。

H2はパワーがハンドリングのキャパを超え過ぎていて、それはアンバランスと言ってもいい。だが昔、まだシャーシやタイヤの性能がエンジン出力を受け止め切れなかった1960~ 70年台、同じようなマシンは実在した。マッハなどはその代表例であり、その開発コード〝H2〟をこの新型が受け継いだのも頷ける。
しかし今の時代、シャーシがパワー負けするなんて余程の事態だ。そんな新型H2の何が○かといえば、まさしくこのアンバランスさである。それこそ、ゼロヨンテストで手を焼かされたマシンは久々だ。
怒涛の加速力がありながらも、直進安定性なんて言葉は知らないと言わんばかりにポンポンとフロントが上がる。そんなヤンチャっぷりには思わず「ヤバイなこれ!」と笑いが漏れてしまう位、面白い。唐突にパワーが立ち上がる特性上、旋回中のマシンコントロールは非常にシビアだ。ならばサーキットには向かないかというと、逆である。昔の2ストロークマシンがそうだったように、難しいところをコントロールし乗りこなすことに面白さがあるのだ。長年レースを経験し、近頃の扱い易いマシンに刺激を感じなくなった人にはピッタリかもしれない。
では公道でも乗り手を選ぶかといえば、そうでもない。見た目とは裏腹にポジションの自由度は高く、前傾姿勢はややキツ目なものの、足つき性も悪くない。自制心さえ持っていれば、街中でも思いのほか気軽に乗れる。4000rpmも回せばスーパーチャージャーのブースト感が出てくるので、信号間、60㎞/h以下でもH2のヤンチャ度合いを味わえる。
但し、少しでも我を失ってアクセルを全開にしようものなら、規格外の加速に大量の冷や汗をはじめとした様々な何かしらが体中の穴から吹き出る羽目になるので、くれぐれも自制心を忘れないようにして頂きたい。

美しさとは裏腹に苦労する特殊コート

一方×な点といえば、やはりエンジンフィールが爆裂し過ぎなところである。…と書くと本末転倒なので、ここは敢えて外装塗装を挙げよう。外装にはミラーシールドのような特殊なコーティングがされており、質感は高いものの扱いには気を遣う。乗車時の服装もさる事ながら、洗車用にも新しいスポンジを常備しておきたいところだ。
Ninja H2 ミラーコートのボディを身に纏った究極のロードスポーツ。
プレミアム感漂うH2は見ための高級感だけでなく、走りにも上質な技術を詰め込んでいる。ウェビックアンケートでは見事、注目度ランク2 位を獲得だ。
Ninja H2 カワサキが誇る航空技術や船舶技術が総力を挙げ開発されたスーパーチャージドエンジン。H2専用の設計にすることで、スムーズな高出力エンジンとなり、幅広いパワーバンドを発揮する998 ㏄エンジンだ。もちろんエンジンも過給機に対応するフラットピストンや燃焼形状を採用している。
Ninja H2 高性能過給機のポイントは12枚のブレードをもつインペラだ。超精密な削り出し構造で、ブレード面に刻まれた無数の溝で高い整流効果を発揮している。圧送能力は200ℓ/ 秒だ。
Ninja H2 戦闘機のコックピットを連想させるハンドル周り。KTRCなどの電子制御を操作可能。
Ninja H2 オーリンズとの共同開発を行った電制ステダン。
バイクの状態に適切な減衰力を実現する。リヤホイールの加速度を感知している。
Ninja H2 KYB製の元々はモトクロスレース用に開発されたAOSⅡレーシングサスペンションを採用。プリロードや減衰のアジャストが可能。
Ninja H2 アルミ製ホイールは、デザイン性の高い形状とバランスのとれた剛性を両立させた。リヤは200㎜のワイドタイヤ仕様。
Ninja H2 大径330㎜のディスクを採用。ハードブレーキングにも優れ、4ピストンのブレンボ製キャリパーと組み合わせた。
Ninja H2 スイングアームにマウントされるフルアジャスタブルモノショック。安定性を生み出し、的確に路面状況を伝える。
Ninja H2 サーキットと高速を重視。ホールド性を高めるヒップサポートパッドを採用し、前後15㎜の位置調整が可能。
Ninja H2 テストライダーの意見をフィードバックしたトレリスフレームは、様々な種類の高張力鋼パイプを組み合わせ、適切な強度バランスを実現。フィーリングを重視したフレームだ。
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シート高は825㎜と一般的なスーパースポーツ並み。決して足着きが悪いわけではないが、ハンドルは低く、ツーリングにはやや抵抗があるライディングポジションとなっている。スポーツ時のフィット感は良好だ。

ウェビックユーザーが注目するバイクBEST10

回答数は387人。「もっとも注目しているバイク」をテーマに、 今どんなバイクが人気があるかをカウントダウン!!
1位 YAMAHA MT-09 6位 YAMAHA YZF-R1M
2位 YAMAHA MT-09トレーサー 7位 SUZUKI GSX-S1000
3位 KAWASAKI Ninja H2 7位 YAMAHA GSX-S1000F
4位 KAWASAKI Ninja H2R 8位 YAMAHA YZF-R25
5位 YAMAHA YZF-R1 8位 DUCATI VFR800X
10位 KAWASAKI ZRX1200ダエグ

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