バイクを愛する全ての人にオススメしたい!KTM スモールDuke!

バイク乗りならもう知らない人は少なくなってきた、オーストリアのバイクメーカーKTMですが、欧州メーカーでは珍しく普通自動二輪免許で乗れるラインナップがたくさんあります
今回はいわゆる「スモールDuke」の魅力をお伝えいたします。
筆者も実はスモールDukeユーザーでございます。
「外車って壊れそう」とか「国産の方が安心だし」といった声をよく聞きますが、そこのところ実際どうなのかといった点もご紹介したいと思います。

スモールDukeって何?

まず、KTMのDukeというバイクですが、ラインナップがたくさんあります。

  • 125Duke:125cc
  • 200Duke:200cc
  • 250Duke:250cc
  • 390Duke:390cc
  • 620Duke:608cc
  • 640LC4 Duke:625cc
  • 640DukeII:640cc
  • 690Duke:690cc
  • 690Duke R:690cc
  • 790Duke:790cc
  • 890Duke:890cc
  • 890Duke GP:890cc
  • 890Duke R:890cc
  • 990SUPER Duke:950cc
  • 990SUPER Duke R:990cc
  • 1290SUPER Duke GT:1290cc
  • 1290SUPER Duke R:1290cc

はい、ざっと17ラインナップ・・・
さらに細かいグレード等を含めると、もうどれだけの種類があるのか・・・

Dukeシリーズを見てみる

さて、そんなラインナップ豊富なDukeですが、普通自動二輪免許、通称「中型免許」で乗れる125 200 250 390の4車種を「スモールDuke」と呼びます。ちなみに筆者は200Dukeでバイクライフを謳歌しております。

スモールDukeの魅力

何といっても色と見た目が最高にかっこいい!

KTMらしいオレンジを基調としたデザインはどの年式でも健在です!
エッジの効いた外観を持ち、スポーツバイクとしての個性を強調しています。また、多様なカラーオプションも用意されており、個性的なデザインに仕上げることもできます。
モタードとストリートファイターの中間のような攻撃的なデザインは胸の奥をくすぐります。

燃費がとても良い!

筆者の愛車の200Dukeはタンクが10リッターで町乗りで約350Kmくらいは走行してくれます。
高速道路を時速80Kmで巡航すると航続可能距離は約400Kmくらい。

燃料はハイオク指定なので燃料費はそこそこですが、これだけの燃費性能であれば文句なしです。

軽くてとっても扱いやすい!

スモールDukeは国産の同クラスのバイク(一部車種を除き)よりも軽量で取り回しがしやすく、初心者や、女性にも扱いやすいバイクです。また、小柄なライダーにもフィットしやすい設計となっています。
シート高はカタログ値で800mm以上ありますが、サスペンションの調整等で何とかなってしまいます。
下の画像は身長160cmの女性と175cmの男性がそれぞれ実際に200Dukeに跨ったものです。

160cm片足 175cm片足
160cm片足2 175cm片足2
160cm両足 175cm両足
160cm取り回し

女性でも取り回しが楽ちんでした!

価格が安い!

外車=高価と思っていませんか?
スモールDukeは同クラスの国産車とほとんど新車価格が変わらないのをご存じでしょうか?
中古の相場も大きく変わることなく乗り始めるのにそこまでコストがかからない点も魅力の1つとなっております!

パーツが豊富!しかも流用可能!

基本的にスモールDukeはエンジン以外のパーツが共通なのでカスタムパーツなどは流用する事ができます。
(※一部年式や車種によって違いがあるので適合以外のパーツを購入する際はお気を付けください)

国産では中々見られないスペックの高さ!

フロントフォークが純正で倒立であったり、フロントブレーキがラジアルマウントだったりとアフターパーツとして取付けようとすると高価なパーツが純正で付いております。
足回りがしっかりしているため、パワフルなエンジンに車体が負けてしまうといったこともありません!

外車は壊れる?

「外車=壊れる」という噂を聞いたり、イメージを持っている人もいると思います。
筆者は、平日は通勤、休日はツーリングというように、バイクに乗らない日は無いというくらいDukeで走っています。走行距離1万キロちょっとの中古車で購入して、1年で約12,000km走りました(ごめんよDukeちゃん)。

正直に書きます!合計23,000km以上走ったDukeの故障は2つありました。

  • フロントフォークのオイルがにじんだ
  • エンジンオイルが漏れた
です。
フロントフォークのオイルにじみは、スモールDukeの持病のようになっていて発生しやすいそうです。
その時は自分で部品を買って修理したのですが、フォークシール(オイルが漏れないようにしている部品)を社外品にしてみたところ症状が直り、その後は再発しておりません!
エンジンオイルの漏れは、どこから漏れているのか自分では特定できなかったので、KTMディーラーに預けて直していただきました。

オススメのフォークシール


純正部品が欠品して本国からの取り寄せになる場合は日数がかかりますが、それでも昔のように何か月も待つといったことは減ってきたようです。外車の純正部品には流通コストがかかっているためか、国産車の部品より正直高いと感じる部品はありましたが、社外品で代用できる部品もけっこうあるので日常のメンテナンスで困ることはほとんどなかったです。

まとめ

200 Duke


ここまで読んでくださった皆さんなら、"まとめ"で筆者が何と言うか分かるでしょうが、言わせてください「スモールDuke、最高!」

なんと言っても単気筒の音と振動がお気に入りです。 振動はロングツーリングで長時間走るとしんどいところもありますが、それ以外のシーンであれば気にならず、サウンドも心地よく、むしろちょっと気合いが入ります。
筆者がDukeを買った時は大型バイクも持っていて、セカンドバイクとしてスモールDukeを迎え入れました。
しかし、あまりにもDukeが楽しすぎたため、今では大型の方を手放してスモールDuke一筋となっております(←本当)。

初めてのバイクにも、通勤・通学にも、ベテランにも、セカンドバイクにもオススメなスモールDuke!バイクを愛する全ての人にオススメしたいです!是非アナタもスモールDukeの虜になってみませんか?

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